英語学習におすすめのウェブ辞書
わたしが普段使用しているウェブ辞書を紹介します。
英和・和英辞書
技術翻訳とか論文などのカタめの文章を扱うときには特に便利。
一気に複数辞書を検索してくれるので、業界ごとの適切な訳語を確認しやすい。
単語を覚えるときにも便利。
単語学習では「語源」や「語幹」「接頭辞・接尾辞」に分解して理解したほうが覚えやすいので、語源解説は重宝します。
発音記号も出るし、実際に発音を聞くこともできるのが良い。タブ切り替えで例文もだせるし、今のところ英和・和英辞書ではいちばん良いです。
- 英辞郎 on the WEB(アルク)
http://eow.alc.co.jp/search?q=inhabit&ref=sa
Weblioでヒットしないときなど、たまに使う。
英英辞書
- Oxford Learner's Dictionaries
http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/
発音音声、発音記号あり。
語源解説あり。
発音のところのBrEはイギリス英語、NAmEは北米英語(AmEはアメリカ英語)。
俗語辞典。スラングやネット用語を調べるときに使います。
Wikiみたいな感じでユーザーが作ってるので、解説が大喜利と化していたり非ネイティヴには分かりにくい場合はりますが、ユーザー評価が良い解説を信じれば大体OKかと。
私が特に使ってるのは、英語のK-POP用語(韓国語のハングルをローマ字で表したやつ等、分かりにくい)を読解する際に重宝。
日本語の俗語やオタク用語などのローマ字表記もたくさんヒットします。
「政治・イデオロギー・宗教」を書くなら炎上は自己責任か
これはやらない方がいい,ということをわきまえていれば炎上は起きない。そういった情報をもっとみんなで共有するといいんじゃないか。例えば政治について語る,イデオロギー,宗教について語る,アイドルをけなす,つまり誰かが信奉している人を批判するとか。そういうことをしちゃいけいないというわけじゃなく,そういうことをする自由はあるんだけど,やるのなら覚悟したほうがいい。覚悟して戦う強さを自分が持っていると思えば,書けばいい。そうではなく自分が傷つきたくない,批判されたくないという人は,今言ったようないくつかのテーマを避けて,自分の好きなことや専門性,読んだ本の感想やごく普通の日記を書けば,僕は炎上というのはほとんどないと感じています。
(3/6)特別対談 - 梅田望夫×まつもとゆきひろ対談 第2弾「ネットのエネルギーと個の幸福」(前編):ITpro
うーん。昔の記事なので今更言及しても…とも思ったんですけど、当時から現在まで特にここの所の認識が変わる状況ではないだろうと思ったので書きます。
こういう言説って「弱い奴は黙ってれば」って風に聞こえてしまうんですよね。
「『政治・イデオロギー・宗教』は炎上トピックだからやるんなら自己責任で」って、「政治・イデオロギー・宗教」を議論したい人=「自分の意見を他人にゴリ押ししたい人」って思えば「まあそうでしょう」って感じです。
しかし、「政治・イデオロギー・宗教」のトピックで何か訴えたいことがある人の中には「政治・イデオロギー・宗教」によって危険にさらされている、追い詰められているという人がいますよね。
「自己責任」的な話をするときには、対象のなかで一番困難な状況の人はどういう状況かを考えて、その人たちに言っても問題ないと考えたものを言ってほしい。
・シングルマザーで元夫からは養育費は支払われず、夜勤ありの仕事で働いているが子供を預けられる安全なサービスが無い。社会福祉を改善してほしい。
・ゲイであることで異常者の烙印を押され、その事実が公的記録に一生記載される。偏見を止めるべきだ。
・歩いていたら、「X国人を殺せ!」というデモ集団と出くわした。
こういう人たちに「覚悟の上でやれば」って言っていいんでしょうか。
「関係ない文脈だから仕方ない」?、「すべてのことに配慮はできない」?
それなら、「尊敬すべき態度ではない」という批判に耐えてください。
それって、自分が危険にさらされていない人だから言えることじゃないですか。辛くて追い詰められている人は精神的余裕が無いと思います。そういう人が声を上げるのがどんなに困難か、普通の精神状態の人でもちょっとショックを受けてしまうことに耐えられるのか、少し配慮してもよいのではないでしょうか。現実にはどんな事情があろうと(むしろ困難な状況の人ほど)酷い中傷や差別に晒されるのだからこそ、少しでも困っている人が声を上げやすいように配慮するべきではないでしょうか。
「建築模型」製作をどこまで独学できるかやってみた②
「建築模型」製作をどこまで独学できるかやってみた① - 第七官界彷徨ブログ
前回↑の続きです。
Step3 サイコロを作る(の続き)
- 印刷したサイコロの型紙をスチレンボードにスプレーのりで貼り付け
私の買ったスプレーのりは一時貼り付け用の剥がせるタイプだったのですが、多めにスプレーして、乾かないうちにすばやく貼り付けたので特に剥がれてはきていません。
- サイコロの外枠に沿ってカッターで切る
このサイト(http://www.geocities.jp/design_factory_net/make-saikoro.htm)の説明に従ってカットしていきます。刃を入れた最初と最後が曲がってしまいやすいのと、きれいに切り離せなかったりしますが、徐々にこつがつかめました。
- のりしろ部分を“1枚残し”でカット
(切り口がガタガタしております…^^;)
ここが正念場ですね! カットする部分は先のサイトの画像通りにやったらカットすべきところがカットできてなかったので自分で判断して切りました。正直、外枠で切り抜くときもなかなか切り離せなかったので、全部切っちゃう心配はあまり無かったです。むしろ、中身のふわふわしてるやつを切りきれてないと、断面がボロボロになって支障があります。
- のりしろにのりを塗って組み立てる
楊枝などが無かったのですが、スチレンボードの切れ端を使ってのりを塗って貼り付けました。
完成!
(型紙の端が浮いてきてますね…)
(ちょっと切れちゃってるところがありますが)
- 感想
なかなか面白かったので、適当な図面があればもっと作ってみたいですね~。
ネット上で使えそうな図面を見つけたら報告します。
能動態ニンゲンとケチ根性
最近気づいたことに、「自分が主体的にやっている」と考えると色々うまく処理できるようだ、ということがある。
私は昔から「損したくない」という気持ちが強い。金銭などではほとんどの人がそうだろうが、友人関係などで「自分の方が相手を好き」というような場合に、「相手が私の好意に応えてくれなければ私は損である」と思ってしまうような精神的ケチなのだ。
ずっと精神的にケチなのを改善したいと思っていて、寛大になる方法をネットで調べたことがあるのだが、「『損してもいい』と声に出して何度も言う」、というような方法が書いてあった。
これはどうも上手くいかなかった。どうしても「損をする」という言葉に必要以上に意識が向いてしまい、ケチ根性が刺激される。
そこで、ケチ根性が発動しそうになったとき、「私は自分がしたいから親切にしている」「私は寛大であることを望んでいる」と考えるようにしてみた。そうすると、「損を我慢する」というような辛いことではなく、「自分のため」になるのでずいぶんやりやすくなった。
私は筋金入りの「能動態ニンゲン」だった。何でも、「やらされている」と思うと一気にやる気がゼロになる。特に、納得のいかないルールに「ルールだから」という理由で従わされると、「何とかして反抗してやる」と受動行動を能動行動で打ち消そうとするかのような反応になってしまう。
これ自体はあまりに極端でなければそれなりそういう人は居ると思うのだが、集団の和や規律が大切な文化ではストレスが多いよなー…。
忍耐力というものが余りに欠けているので、少しは補わなければいけないのだが、なるべく理不尽なルールの押し付けが少ない文化圏に移動したいと思う(なるべく早く)。
米国ドラマは負傷のたびに医療費が気になる
アメリカは医療費が高い!
最近、「SUPER NATURAL」という、主人公の兄弟が悪霊とか悪魔を退治しまくるドラマを見ています。この悪霊たち、日本の霊と違ってフィジカルに攻撃してくるのでよく負傷するのですが、兄弟は文無しなので治療費が気になってしかたない…。救急車だけで何十万円とか聞くし…
アメリカの医療費が高いのは公的保険制度が無いからだと思ってましたが、医療費そのものが日本より高いらしい。
どんだけ高いのか調べてみました。
盲腸の手術代
旅行保険会社のデータですが、アメリカ都市部では盲腸の手術(入院3泊4日)で200万以上とな。
http://aienu.jp/relation/expense.html
日本では総額で約45万、3割負担で約13万(ただし入院7日間)。http://www.moneylife.jp/guidebook/insurance/21_ch_appendicitis.html
日本の方が長く入院期間が設定されてますが、それでも保険なしでも安いですね。あと、アメリカは薬も高い。
出産費用
アメリカでは大体150万~200万くらい(保険なし)みたい。
http://transform.childbirthconnection.org/resources/datacenter/chargeschart/
日本では平均で50万くらい。東京で56万。セレブ出産と有名な「聖路加産科クリニック」でも母子合わせて100万。
うーむ。。。民間保険の保険料がどのくらいで、実質負担額がどのくらいなのか分からないけど、おちおち盲腸にもなってられんな! 保険会社とかなんかしら難癖つけて保険降りなくしてくる印象だし(偏見)。
病院ではまずは全額払ってあとから保険会社に請求する方式だし、手元にまとまったお金が必要だし、そもそもその病気が保険でカバーされてるのか確かめなきゃいけないし面倒極まるので病院から足が遠のくことは確かだなー。
なんでアメリカは医療費が高いのか?と思うんだけど、「日本はなぜこんなに医療費が安いのか」の方が適切な疑問かもしれない。グローバルスタンダードからすると。
日本の医療費が安い理由
http://www.dr-kanagawa.com/iryouhi.html
http://www.fmed.jp/iryou/kokusaihikaku.html
↓厚労省の資料より
病床100床あたりの医師・看護師数が少ない!!
人口1000人あたりも少ないけど、病床あたりの方が際立ってるのは、
病床数が多いってことみたい。入院日数も諸先進国に比べ長めなもよう。
これ以外にもざっと検索で出てきたのを読んでみたんだけど、(独断で)要約すると、こういうことっぽい。
★アルティメット原因★
◎スタッフが少ない(医師や看護師、その他専門家)
そのため、
・とにかく現場が頑張る、
・研修医を搾取、
・説明等にかける時間を省略、 で対応。
うーむ。。。。。なんか他の業界でも似たような阿鼻叫喚を見たことある気が。ものすごく日本の現場主義根性論の凝縮って感じです。
意外だったのは、医師会の役割。無駄な施術などで点数(健康保険からお金が払われる単位)が高い病院は、医師会からそれとなーく指導が入って何となく適正に保たれてたけど、今は医師会に入らない医師も多くてままならないとか。医師会のエラい人って経●連とかと同じ金と権力の亡者・KING OF老害としか思ってなかったわー。勉強になりました。
アメリカでは訴訟に備えて賠償金の分を上乗せした治療費になってるというのもあるみたい。日本も今後は値上がりしそうだね。
しかし、私は具合が悪かったりケガした場合の治療費って必要経費っていうかケチるものだとは思ってこなかった(幸せなことだよな)けど、アメリカぐらい高かったら当然「我慢する」「自分で治療」が第一の選択になると思う。程度にもよるけど、医者に丸投げじゃなくて自分の体のことを自分で知っておくのは良いんじゃないかな。ただ、薬代が払えないから治療を止めるってこともあるみたいで、あからさまな「命のお値段」を払えるかどうかってのは違うよね。。。このへんの話は、「社会を作る意味」って話にもなってくるけど、それはまたの機会に。
「経営者視点を持て」ということの是非
エラい人たち(主に金持ちや経営者)は言う。「経営者視点を持て」と。
こういうこと言われると、「ふっざけんじゃねーぞ、この自己チュー守銭奴欺瞞豚野郎!!!!!!」みたいなどす黒い気持ちになっちゃう><
なぜかと言うと、経営者って基本的に某ワ●ミ社長みたいな奴じゃろ。世の中には徳の高いブッダみたいな経営者もいるのかもしれないけど、犬も歩けばブラック企業な昨今、基本的に経営者は「従業員は安い賃金で(できればタダで)、なるべく長時間(サビ残~♪)、でも超ヤル気まんまんで(馬鹿な…)、いきいき笑顔で(貴様の罪悪感をぬぐうためか!!!!)働いて欲しい」と思っていると考えた方がよい。諸君、殺るか殺られるかだ。
(だから「残業代ゼロ法案」とかが出てくるわけで。労働者(雇われる側)と経営者(雇う側)の利益は基本的に逆方向。)
しかし。しかしですよ。
この「経営者視点を持て」というアドバイス、有効な場合もありますよね。
たとえば、自分が将来的に会社持ちたい人。経営者視点に立って動くことでいろいろ見えてくることってあるんだろうなーと思う。
後は出世したい人。「自分は管理職としてのポテンシャルがあるんだ!」と示すためには、平社員以上に会社に貢献できる所を見せなきゃいけないだろうね。
または職人・クリエイティブ系なんかでは、業界トップの人の仕事を間近に見たり、そのトップ層の人脈とつながるためには「むしろタダでも働きたい」ってことがあるだろうなーと。
そもそも、何かで「人より抜きんでたい」と思ったら、ある程度ソントクは忘れてがむしゃらにやらないとどーにもなんない部分はあるんじゃないでしょうか。
「じゃあ結局『経営者視点で頑張れ』ってことかよ!!!?」っていうと、そうじゃない。
あなたはあなたの利益を守るために、「従業員目線」でいよう!
不当な要求に従う必要は無い。そもそも、資本主義社会では雇用主が従業員より圧倒的に強い。だから労働者を守るために法律が作られてる。でも労働基準法ってぜんぜん守られてない。それはあなたの責任じゃないんだから、あなたは本来あるべき労働者の権利を主張していいし、主張できなかったとしても、あなたは正しいんだから堂々としてていいんだよ。
ただ、「ここで成功したい」「何かを掴みたい」って思った時には、「いち従業員以上の視点」を持ってみるのはいいアドバイスだと思う。
みんなが頑張る必要はないし、「そこそこ給料分だけ働く」だっていいじゃん。もしそれで本人に不利益があったとしても、その人が選んだことなんだから、赤の他人が「全員経営者視点を持つべきだ!!」なんて言うべきじゃない。おせっかいも甚だしいわ。「俺が滅私奉公してるのにアイツがしないのはおかしい」なんてのは論外。じゃあお前が滅私奉公やめろよ。Mind your own businessってやつだわさ。
世間に溢れるおせっかい言説にたいして、こういうスタンスでいればいいんじゃない?という話でした。