ドイツで住民登録できる部屋の条件とは
ドイツに住むにあたって色々調べていると、「住民登録」という言葉を頻繁に目にする。まあ日本でいうところの住民票みたいなものか。
◆なぜ住民登録が必要か
この住民登録は、3ヶ月以上同じ都市に滞在する場合に義務付けられている(1週間とか2週間とかいう説も聞くが、ワーホリビザを取った時にもらう紙には3ヶ月と書いてあります。2018年6月現在)。ただ、単に法令上の決まりだからという以上に、住民登録がないと銀行口座を作れなかったりSIMカードが買えなかったり*するので登録できないと困るんです。
*最近知ったんだけど、近年ドイツでSIMカードを購入するには住民登録が必要な場合があるとのこと(パスポートと滞在先の住所でOKのところもあるっぽい)。
参考
ASCII.jp:ドイツはプリペイドSIMの販売規制が開始 SIMフリースマホユーザーは注意 (1/2)|IFA 2017レポート
ドイツでプリペイドSIMカード購入✨ - laaaugh’s blog
ワーホリとかで働く人も住民登録は必要ですね。
◆住民登録できる=賃貸契約(契約書)あり
例)
・一人暮らし
・WG(ルームシェア)
・寮
大家やルームメイトと契約を取り交わしている場合、住民登録できます。所定の書類に貸し主のサインをもらう必要がある場合もあります。
◆住民登録できない=賃貸契約なし
例)
・ホテル、ホステル、ゲストハウス
・間借り、短期の期間貸し
この他に、例え一人暮らしやWGでも、賃貸契約書を取り交わしていない場合は住民登録はできません。お部屋情報について問い合わせるときはこの点を確認した方がいい。
ちなみにドイツ滞在2日目にしてルームメイトと一緒に住民登録をしに行ったところ、「まずイミグレーションオフィスに行って」と言われ、そのイミグレーションオフィスの開庁時間が14時までであえなく時間切れ・また来週!となりました。トホホ。
次は日本と違っていて戸惑った賃貸契約の種類について書こうと思います。